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蔵のリノベーション

30代
福井県勝山市
K様邸
2019年10月

十数年前に蔵を改装し、住居として生活していましたが、子供の成長に伴い手狭になってきましたので、躯体だけを残した大規模なリノベーションを行いました。子供たちも自分の部屋ができて喜んでいます。

建築概要

延床面積  : 100.72㎡
間取り   : 4LDK
所在地   : 福井県勝山市
コンセプト : リノベーション

間取りも大きく変え、使い勝手の良いリビングに変わりました。断熱材の吹き直しや窓も断熱効果の高いペアガラスを装備。寒くて手狭なリビングが明るく、暖かい空間に生まれ変わりました。

限られた広さの中で、家事動線等も考えキッチンの位置を決定いたしました。若干手狭にも思えますが、十分作業できるスペースは確保しました。洗面脱衣所への距離も近くなり、奥様に喜ばれております。

下駄箱も置けなかった暗い狭い玄関でしたが、今回は玄関収納も窓も明るくし、明るく広い場所に。衣装用のクローゼットも設置しました。奥には掃除道具や除雪道具なども置ける場所を確保しました。

2階に上れば廊下と収納がありましたが、できる限り無駄なスペースを省き、住居スペース、収納スペースを確保しました。階段の色も変えることにより、かなり印象が変わってきます。

和室の主寝室を洋室に。壁と床とドアのアクセントが部屋のメリハリを与え、快適な空間を演出します。天井のクロスも明るい色にすることにより、広い感じに仕上がります。

以前は蔵をリニューアルしましたという外観でしたが、今回はどこから見ても住宅という仕上がりです。紺色のガルバニウム鋼板と白の軒天板、破風のコントラストがスタイリッシュさを醸し出しています。

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